
万年筆のよき相棒=インクは愛好家にとって語らずにはいられません。
ここ数年で従来の常識を覆すようなさまざまな色のインクが発売されています。
そんな中でもやはりおすすめしたいのが「ブルーブラックインク」です。
ブルーブラックとは日本語で言うと紺色です。
黒よりも色彩が薄く、「とめ」「はね」「はらい」などの筆跡が見やすいので日本語を書く際にぴったりです。
今回は魅力的なおすすめブルーブラックインクをご紹介していきます。
ブルーブラックの魅力:愛されている王道カラー
万年筆のインクは、紙に書くと色の濃淡やかすれ、力を込めるとにじみが生じるため、使い手や色によって様々な表情を見せてくれます。
中でも、「ブルーブラック」と呼ばれる色は万年筆の魅力を十分に味わえる色であり、おすすめです。
ブルーブラックは青と黒の中間色であり、メーカーやタイプによって異なる色合いを楽しめます。青色が強く爽やかな印象の色であったり、黒色が強く渋い印象の色であったり、数多くのインクの中でも個性的な色合いを持っています。
そのため、試し書きしてみることで実際にどんな印象を与えるかを確認できます。
ブルーブラックは曖昧な色合いを持つため、書き方やインクの量によって文字の雰囲気が変化することが魅力の一つです。
あなたも深みのあるミステリアスなブルーブラックの万年筆インクを使って、その魅力を体感してみてください。
おすすめブルーブラックインクはこちら
ジェントル ブルーブラック【セーラー万年筆】
日本の三大万年筆ブランドの一つである「セーラー万年筆」のブルーブラックインクです。
非常に黒の色合いが強いのが特徴で、色揺れと呼ばれる発色の濃淡が揺れる現象が起きやすいインクです。
黒と青のバランスが良く、このインクをメインに使用している万年筆愛好家の方も多くいらっしゃいます。
インクフローにも優れており、スラスラと流れるような筆記を楽しめるブルーブラックインクです。
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 小売価格 | 1,100円 |
| 内容量 | 50ml |
ミステリアスブルー【ウォーターマン】
世界で初めて毛細血管現象を万年筆に利用した「ウォーターマン」のブルーブラックインクです。
このインクは粘度が低く、サラサラとした書き心地が特徴です。
そのため万年筆に優しく人気の高いインクです。
美しいブルーブラックの色合いも魅力的です。
ミステリアスブルーというだけあって、黒というより深い青という印象です。
時間が経つにつれて緑色を帯びた深い青色に変化していくのも特徴的です。
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 小売価格 | 1,500円前後 |
| 内容量 | 50ml |
クインク ブルーブラック【パーカー】
このインクは書き始めのパワーはあるけれど黒すぎず、青すぎず、絶妙に赤みを帯びた若々しい紺色です。
くっきりした色ではなくゆらゆら揺れるような儚い色をしています。
粘度は低く、サラサラとした気持ちいい書き心地です。
少し滲みやすい印象がありますので封筒の表面などの筆記には不向きかもしれません。
長時間書き物をする方などにはかなりおすすめです。
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
| 小売価格 | 1,100円前後 |
| 内容量 | 57ml |
ブルーブラック【プラチナ万年筆】
国内三大万年筆メーカーの一つ「プラチナ万年筆」の定番ブルーブラックインクです。
古典インク(没食子インク)の伝統的な製法を守り続けている数少ないメーカーであり、書いた直後は鮮やかな青色ですが、時間の経過とともに落ち着いた黒みを帯びた紺色へと変化していきます。
この経年変化こそがプラチナ万年筆のブルーブラック最大の魅力です。さらに耐水性・耐光性にも優れているため、長期保存が必要なビジネス文書や手紙にも安心して使えます。
60mlのコンパクトなボトルにはインクリザーバーが付属しており、インク残量が少なくなっても最後までスムーズに吸入できる設計です。実用性とコストパフォーマンスを兼ね備えた、万年筆初心者にもおすすめのブルーブラックインクといえるでしょう。
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 小売価格 | 1,700円前後 |
| 内容量 | 60ml |
タンザナイト エーデンシュタイン【ペリカン】
万年筆やインクのメーカーで、プレミアム化の先陣を切ったのがこのエーデルシュタインシリーズです。
エーデルシュタインとはドイツ語で「宝石」を意味します。
書き始めは青紫っぽい色でブルーブラック感はありませんが、時間が経つにつれすぐに高級感が漂う落ち着いた紺色に変わります。
使っていて飽きない普段使いにもピッタリなインクです。
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 小売価格 | 3,100円 |
| 内容量 | 50ml |
ブルーブラック【パイロット】
こちらのインクは濃い目のブルーで、少し明るめのブルーブラックインクです。
耐水性に強く、雨漏れの心配な封筒などへの筆記にも難なく使うことができます。
インクフローも非常に良く、機能性が優秀なインクです。
かつては絵具独特の匂いというものが気になりましたが、最近では改良されました。
実用的でおすすめのブルーブラックインクです。
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
| 小売価格 |
2,100円前後 |
| 内容量 | 70ml |
マグネティックブルー【カランダッシュ】
色鉛筆と油性ボールペンなどで絶大な人気を誇る「カランダッシュ」のブルーブラックインクです。
万年筆のインクも美しい色合いで人気があります。数年前のリニューアルで洗練度がさらに増しました。
絶妙な青色のバランスは他のメーカーのブルーブラックに比べてグレーがかっていて目に優しい印象です。
手帳などに書き込むときこのインクを使うと、文字を見たときほっとした気持ちになるのでおすすめです。
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 小売価格 | 6,000円前後 |
| 内容量 | 50ml |
色彩 月夜【パイロット】
人気ボトルインクシリーズの色彩雫の中でも一番人気のブルーブラックインク「月夜」です。
色彩雫シリーズはオシャレなボトルが魅力的です。
もちろんインクとしての性能も優れておりインクフローも抜群です。
一番人気なのもうなずける美しい色合いをしています。
手書きで字を筆記するのがもっと好きになること間違いなしです。
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
| 小売価格 | 2,000円前後 |
| 内容量 | 50ml |
万年筆のインクに関するQ&A

お手入れの必要性は?
万年筆のインクは、一定期間使用しないと乾燥し、インクが固まってしまうことがあります。そのため、毎日使用することが最良のお手入れ方法です。
しかし、1ヶ月以上使わない場合は、以下の方法でお手入れをしてから保存することがお勧めです。
- インクを洗い流す:インクが残っている場合は、水または清浄な水で万年筆の先を洗い流し、インクが流れなくなるまで繰り返します。
- 分解して洗浄する:万年筆の部品を取り外し、水で洗浄します。特にインクが詰まりやすい部分や、金属部分は丁寧に洗浄してください。
- 乾燥させる:洗浄後、部品を布で拭き取り、風通しの良い場所で完全に乾燥させます。部品が完全に乾いていない場合、インクの品質に悪影響を与えることがあります。
- 保存する:乾燥した部品を組み立て、保存します。保存する際は、直射日光を避け、高温多湿の場所から遠ざけましょう。
以上の手順を実行することで、万年筆のインクが固まることを防ぎ、常に最高品質の書き味を維持することができます。
インク入れ替える時の手順は?
ペンのインクを変えたい場合は、「1.お手入れの必要性は?」で解説した方法で、ペンの内部やコンバーターをしっかり洗浄してください。
また、イラストを描くなどで色をすぐに変更する必要がある場合は、ガラスペンを使用することをおすすめします。
ガラスペンを使用すると、水洗いすることで簡単に異なる色のインクを使うことができます。
インクの使用期限は?
通常、万年筆のインクは3年で使用期限が切れるため、使い切ることが基本です。
古くなったインクはインク詰まりやペン先の損傷の原因となるため、注意が必要です。
特に、ボトルインクを保管する場合は、以下の点に注意してください。
まず、キャップをしっかり閉めることで、インクの乾燥や漏れを防止します。
また、直射日光を避け、暗所に保管することで、インクの劣化を防止することができます。
おわりに

万年筆のインクにはほんとに数えきれないくらい多くの種類が存在します。
その中でもブルーブラックインクは万年筆との相性がピッタリですので、ぜひだまされたと思って一つ使ってみてください。
万年筆が今よりもっと好きになりますよ。
また、他の記事で黒インクのおすすめ紹介などもしているのでぜひ参考にしてください。
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