
そろばんは、計算力だけでなく集中力や暗算力まで鍛えられる学習道具として、今も幅広い世代に選ばれています。
とはいえ、玉の素材や桁数、ワンタッチ機能の有無など種類が多く、どのそろばんがおすすめなのか迷ってしまう方も多いはずです。
この記事では、そろばんのおすすめ10選を、幼児の入門用から検定・上級者用、大人のやり直し用まで用途別に紹介します。あわせて、失敗しないためのそろばんの選び方も、玉の素材・桁数・産地といった5つのポイントに分けてわかりやすく解説します。
選び方の基準がわかれば、お子さまの習い事用にも、大人の脳トレ用にも、ぴったりの一台を自信を持って選べるようになります。定番メーカーの信頼できるモデルだけを厳選したので、そろばん選びで失敗したくない方は、ぜひ最後まで参考にしてください。
- そろばんとは?おすすめを選ぶ前に知りたい基礎知識
- そろばんおすすめの選び方【5つのポイント】
- 【入門・子供用】そろばんのおすすめ
- 【定番・小学生〜大人】そろばんのおすすめ
- 【検定・上級者用】そろばんのおすすめ
- 大人のやり直し・脳トレにおすすめのそろばんは?
- そろばんのおすすめに関するよくある質問(FAQ)
- まとめ|そろばんはおすすめの選び方で用途に合う一台を
そろばんとは?おすすめを選ぶ前に知りたい基礎知識

そろばんとは、串に刺さった玉を上下に動かして計算する道具です。室町時代の終わりごろに中国から伝わり、改良を重ねて今の形になりました。
現在では学校や職場だけでなく、子どもの知育や大人の脳トレとしても活用の場が広がっています。
そろばんが今も選ばれる理由とメリット
電卓やスマホがある時代でも、そろばんが習い事として人気を保っているのには理由があります。
玉を目で追いながら指で弾くことで、暗算力・集中力・処理速度といった力を同時に伸ばせるからです。数を頭のなかでイメージして計算する「珠算式暗算」が身につくと、計算のスピードと正確さが大きく変わります。
検定や段位に挑戦できるのも魅力のひとつ。目標を持って続けやすく、達成感が学習意欲につながります。
そろばんは何歳から始めるのがおすすめ?
そろばんは、数字に興味を持ち始めたころが始めどきです。一般的には小学校低学年ごろに始めると効果的だといわれますが、明確な決まりはありません。
数に興味を示す幼児なら、玉そろばんなどで早めに触れておくのもよいでしょう。大人になってから始めても遅くはなく、いつからでも取り組めるのがそろばんの懐の深さです。
そろばんおすすめの選び方【5つのポイント】
自分に合うそろばんを選ぶために、押さえておきたい5つのポイントを紹介します。順番に確認すれば、失敗しない一台が見えてきます。
玉の素材で選ぶ(ツゲ玉・カバ玉・プラスチック)
そろばんの玉には、主にツゲ・カバ・プラスチックの3種類があります。
プラスチック玉は軽くてリーズナブル。指の力が弱い子どもや、まず試したい人に向いています。カバ玉は玉ブレが少なく弾きやすいため、初心者から中級者まで幅広くおすすめです。ツゲ玉は硬くきめ細かい高級素材で、使うほど手になじみ、経年変化も楽しめます。
桁数で選ぶ(13・15・23・27桁)
もっとも汎用性が高いのは23桁です。多くのそろばん教室で使われており、上達しても桁数が足りなくなりにくいのが利点です。
家庭での簡単な計算や持ち運び重視なら13〜15桁、高段位や競技で大きな数を扱うなら27桁と、目的に合わせて選びましょう。
ワンタッチ機能の有無で選ぶ
ワンタッチ機能とは、ボタンひとつで玉を元に戻す「ご破算」ができるしくみです。
計算のたびに玉をそろえる手間が省けるため、検定や競技でのタイム短縮に役立ちます。まず基礎を学ぶ段階では手動でも十分ですが、本格的に取り組むなら備えておきたい機能です。
産地で選ぶ(雲州そろばん・播州そろばん)
そろばんの二大産地は、島根県の雲州そろばんと兵庫県の播州そろばんです。どちらも伝統的工芸品に指定され、職人の手仕事による質の高さが評判です。
産地やメーカーで選ぶと、品質のばらつきが少なく、長く付き合える一台に出会いやすくなります。
ケース・付属品で選ぶ
持ち運びが多いなら、ケースの有無も見ておきたいところです。傷や玉ブレを防ぐハードケース付きなら、通塾でも安心して使えます。
お手入れクロスや位取りシール、教本などの付属品も、はじめての一台では地味に助かるポイントです。
【入門・子供用】そろばんのおすすめ
まずは、はじめての一台にぴったりな入門・子供用のそろばんのおすすめを紹介します。手ごろで扱いやすいモデルをそろえました。
なないろ館 ワンタッチそろばん 23桁 4珠
まず気軽にそろばんを試したい方に選ばれているのが、なないろ館のワンタッチそろばんです。ボタンひとつでご破算ができるため、計算のたびに玉をそろえる手間がかかりません。
プラスチック玉で軽く、指の力が弱いお子さまでもスムーズに弾けます。23桁と標準的なサイズで、習い事の入り口として過不足のない一台です。まずは続くかどうか見極めたい、という家庭にうってつけといえます。
こんな人におすすめ
- とりあえずそろばんを試してみたい人
- 費用を抑えてそろばんを始めたい家庭
- 軽くて弾きやすいモデルを探している子ども
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
|---|---|
| 価格 | 1,100円前後 |
| 玉・桁数 | プラスチック玉/23桁 |
| 特徴ポイント | ワンタッチ対応で軽量。最安クラスで試しやすい |
雲州堂 おけいこそろばん US-15K
はじめての一台をお探しなら、雲州堂のおけいこそろばんがおすすめです。玉が大きめで見やすい黄色、枠は鮮やかな青と、小さなお子さまでも扱いやすい配色に仕上げられています。
位取りシールが付いているので、桁の位置を間違えにくいのもうれしいところ。現行の教科書と同じ15桁で、小学校低学年の学習にもぴったり合います。透明ケース入りで、持ち運びや保管もしやすい入門モデルです。
こんな人におすすめ
- 幼児から小学校低学年ではじめてそろばんに触れる子ども
- 位取りでつまずきたくない家庭
- 見やすく扱いやすい大きめの玉がいい人
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
|---|---|
| 価格 | 1,900円前後 |
| 玉・桁数 | プラスチック玉/15桁 |
| 特徴ポイント | 大きめの玉と位取りシールで入門に最適 |
くもんの玉そろばん120
珠算そろばんの前段階として数の感覚から育てたい未就学のお子さまには、くもんの玉そろばん120が向いています。玉をはじきながら声に出して数えることで、120までの数の並びや大小が自然と身につく知育教材です。
足し算・引き算の土台づくりにも役立ち、数字に興味を持ち始めた時期の入り口として最適。数シートを差し替えれば助数詞の学習もでき、長く使える一台となっています。
こんな人におすすめ
- 数を覚え始めた3歳前後の子ども
- 珠算の前に数の概念を育てたい家庭
- 遊びながら学べる知育教材を探している人
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
|---|---|
| 価格 | 5,100円前後 |
| 玉・桁数 | 玉そろばん/120玉 |
| 特徴ポイント | 数唱で数の感覚を養う。珠算前の導入に |
ダイイチ 播州カラーそろばん 9桁
学ぶ楽しさを大切にしたいなら、ダイイチの播州カラーそろばんがおすすめです。伝統的な茶色のイメージとは違い、明るいカラーの枠がお子さまの気分を引き立てます。
国の伝統的工芸品である播州そろばんの技術で作られており、見た目だけでなく弾き心地も本格派。9桁とコンパクトなので、小さな手にもよくなじみます。名入れに対応するモデルもあり、入園・入学の贈り物としても喜ばれる一台です。
こんな人におすすめ
- 好きな色で楽しくそろばんを続けたい子ども
- 贈り物用のそろばんを探している人
- コンパクトで扱いやすいサイズがいい家庭
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
|---|---|
| 価格 | 2,300円前後 |
| 玉・桁数 | 木製/9桁 |
| 特徴ポイント | 豊富なカラーと名入れ対応。伝統工芸品の品質 |
【定番・小学生〜大人】そろばんのおすすめ
続いて、小学生から大人まで長く使える定番のそろばんのおすすめを紹介します。迷ったときの基準になるモデルです。
トモエ算盤 スタンダード 23桁 A型 43300
どれにするか迷ったら、まず候補に入れたい王道がトモエ算盤のスタンダードです。そろばんのトップメーカーが最高の材料と伝統の技術で仕上げた樺玉モデルで、学校でも職場でも長く愛用されてきました。
玉ブレが少なく弾きやすいため、初心者から大人のやり直しまで幅広く対応します。23桁は上達しても桁数が足りなくなりにくく、買い替えの必要が少ないのも大きな魅力。迷ったときの基準になる、そろばんのおすすめ定番といえる一台です。
こんな人におすすめ
- 定番の間違いない一台がほしい人
- これからそろばん教室に通う予定の小学生
- 買い替えずに長く使いたい人
| おすすめ度 | ★★★★★ |
|---|---|
| 価格 | 3,900円前後 |
| 玉・桁数 | 樺玉/23桁 |
| 特徴ポイント | トップメーカーの王道。初心者から大人まで対応 |
トモエ算盤 スタンダード小型 15桁 84252
持ち運びやすさを重視する大人には、トモエ算盤の15桁小型モデルがおすすめです。桁数を絞ったコンパクト設計で、机の引き出しやバッグにもすっきり収まります。
簿記の練習や家計簿づけなど、日常のちょっとした計算に必要十分な桁数を確保。樺玉ならではの安定した弾き心地はスタンダードそのままで、品質に妥協はありません。かさばらないそろばんを探している方に、ちょうどよい一台です。
こんな人におすすめ
- 簿記や家計簿でそろばんを使う大人
- 持ち運びやすい小型モデルがほしい人
- 大きな桁数までは必要ない人
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
|---|---|
| 価格 | 3,900円前後 |
| 玉・桁数 | 樺玉/15桁 |
| 特徴ポイント | コンパクトで携帯性抜群。大人の実用に |
【検定・上級者用】そろばんのおすすめ
最後に、検定や競技を見据えた上級者用のそろばんのおすすめを紹介します。本格的に取り組む人に向く、質の高いモデルです。
トモエ算盤 ワンタッチそろばん 23桁 樺玉 ケース付
検定や競技を見据えるなら、老舗トモエ算盤のワンタッチモデルがおすすめです。ボタンひとつで一瞬にしてご破算ができ、筆記しながら左手で操作すればタイムの短縮につながります。
玉には樺玉を使い、弾き心地と耐久性のバランスも良好。専用のハードケースが付属するため、持ち運び時にそろばんを傷めにくいのも安心です。信頼のブランドで本格的に取り組みたい方に応える一台となっています。
こんな人におすすめ
- 検定でタイムを縮めたい子ども
- ワンタッチ機能を重視する人
- ケース付きで安心して持ち運びたい人
| おすすめ度 | ★★★★★ |
|---|---|
| 価格 | 6,900円前後 |
| 玉・桁数 | 樺玉/23桁 |
| 特徴ポイント | 老舗×ワンタッチ×ハードケースの安心構成 |
播州小野そろばん ニューワンタッチ 23桁 ケース付
そろばん塾に通うお子さまに選ばれているのが、播州小野のニューワンタッチそろばんです。全国シェアの高い播州そろばんの職人が手作りしており、最高級の本樺玉を使った弾き心地は検定にも十分対応します。
ワンタッチでのご破算に加え、専用ケースも付属。楽天の週間ランキングで1位を獲得した実績もあり、口コミでの評価も安定しています。伝統工芸品ならではの質を求める家庭におすすめのそろばんです。
こんな人におすすめ
- そろばん教室や検定で本格的に使う子ども
- 伝統工芸品の品質にこだわりたい人
- 実績と口コミを重視して選びたい人
| おすすめ度 | ★★★★★ |
|---|---|
| 価格 | 7,500円前後 |
| 玉・桁数 | 本樺玉/23桁 |
| 特徴ポイント | 職人手作りの伝統工芸品。楽天ランキング1位実績 |
雲州堂 ソロマチック 23桁 USM-103(ツゲ玉)
長く使える一台を求めるなら、雲州堂のソロマチック USM-103がおすすめです。玉には黄色いツゲ玉を使い、弾くほどに調子が上がる上級者好みの仕上がりが魅力です。
使い込むうちにあめ色へと変化し、経年変化を楽しめるのも木製ならでは。ボタンひとつでご破算できるワンタッチ式で、検定や競技でのタイム短縮にも対応します。ハードケースが付属するため、大切なそろばんを傷めずに持ち運べます。品質で選びたい人に応える、雲州そろばんの上級モデルです。
こんな人におすすめ
- 経年変化を楽しめる上級モデルがほしい人
- 検定や段位を目指す中級から上級者
- ハードケース付きで安心して持ち運びたい人
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
|---|---|
| 価格 | 12,000円前後 |
| 玉・桁数 | ツゲ玉/23桁 |
| 特徴ポイント | ワンタッチ式でハードケース付。使うほど手になじむ上級モデル |
トモエ算盤 スタンダード 27桁 A型 47300
高段位や競技で桁数が足りないと感じ始めたら、トモエ算盤の27桁がおすすめです。標準の23桁より横幅が広く、大きな数の掛け算や割り算でも余裕を持って計算できます。
樺玉のスタンダード仕様で、弾き心地は定番モデルと同等。上級者の実戦にも安心して使えます。最初から長く使い続けたい方や、本格的にそろばんを極めたい方の選択肢として検討したい、ワンランク上の一台です。
こんな人におすすめ
- 高段位や競技を目指す上級者
- 大きな桁数の計算をする人
- 最初から長く極めたい人
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
|---|---|
| 価格 | 4,400円前後 |
| 玉・桁数 | 樺玉/27桁 |
| 特徴ポイント | 桁数に余裕。高段位・競技の実戦向け |
大人のやり直し・脳トレにおすすめのそろばんは?
そろばんは子どもの習い事という印象が強いものの、近年は大人のやり直しや脳トレの道具としても注目されています。玉を指ではじく動作は手先と脳を同時に使うため、暗算力や集中力の維持に役立つとされています。
大人が使うなら、桁数を絞った15桁前後の小型モデルや、定番のトモエ算盤スタンダードがおすすめです。簿記や家計管理など実用目的なら、持ち運びやすさと弾きやすさを基準に選ぶとよいでしょう。
「大人のそろばんドリル」などの教材と合わせれば、独学でも無理なく再開できます。子どものころに触れた方も、まったくの初心者も、自分のペースで楽しめるのがそろばんの魅力です。
そろばんのおすすめに関するよくある質問(FAQ)

最後に、そろばんのおすすめや選び方でよく寄せられる質問に答えます。
そろばんは何桁がおすすめですか?
もっとも汎用性が高いのは23桁です。初心者から上級者まで対応でき、上達しても桁数が足りなくなりにくいため、そろばん教室でも広く使われています。
家庭での簡単な計算や持ち運び重視なら、13〜15桁のコンパクトなモデルも選択肢に入ります。
ワンタッチそろばんはいらない?
必須ではありませんが、検定や競技を目指すならワンタッチ機能はおすすめです。ボタンひとつでご破算ができ、計算のたびの手間が省けてタイムの短縮につながります。
一方で、まず基礎を身につける段階では、手動のモデルでも十分に学べます。
100均のそろばんでも大丈夫?
数に触れる導入としてなら問題ありませんが、玉ブレが起こりやすく本格的な学習には不向きです。
習い事や検定を見据えるなら、定番メーカーの木製そろばんを選ぶほうが、弾き心地も精度も安定します。長く使う前提なら、初めから信頼できる一台を選ぶのがおすすめです。
まとめ|そろばんはおすすめの選び方で用途に合う一台を

ここまで、そろばんのおすすめ10選と選び方を紹介してきました。
そろばん選びで大切なのは、使う人のレベルと目的に合わせることです。玉の素材・桁数・ワンタッチ機能・産地・付属品という5つのポイントを基準にすれば、迷わず選べます。
幼児の入門にはおけいこそろばんや玉そろばん、小学生から大人の定番にはトモエ算盤のスタンダード、検定や上級にはワンタッチやツゲ玉のモデルがおすすめです。
この記事を参考に、あなたやご家族にぴったりのそろばんを見つけてください。お気に入りの一台が、学びを長く続ける力になります。
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