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【2025年最新】水彩パレットおすすめ15選|初心者も迷わない選び方と価格帯別ランキング

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水彩パレットおすすめ

水彩画を始めようと思っても、どのパレットを選べばいいか分からないと悩んでいませんか?

プラスチック製からアルミ製、陶器製まで素材も様々で、価格も100円から1万円以上と幅広く、初心者の方は特に迷ってしまいがちです。

この記事では、水彩歴15年以上の経験をもとに、2025年最新の水彩パレットおすすめ15選を価格帯別にご紹介します。初心者から上級者まで、あなたにぴったりのパレットが見つかるはずです。

水彩パレット選びで失敗しない3つのポイント

水彩パレット

水彩パレット選びで押さえておくべき重要なポイントは以下の3つです。

1. 使用環境に合わせて素材を決める

室内メインなら陶器やアルミ製持ち運びが多いならプラスチックやアルミ製を選ぶのが基本です。

陶器製は重量があるため屋外には不向きですが、色移りしにくく手入れが簡単です。一方、プラスチック製は軽量で価格も手頃ですが、長期使用すると色が染みつきやすくなります。

2. 仕切り数は使用する絵具数に合わせる

初心者は12~24色程度、中級者以上は26~35色程度の仕切りがあると安心です。

最初から大きすぎるパレットを選ぶと、絵具を無駄遣いしてしまったり、管理が大変になったりする場合があります。必要に応じて後から追加購入するのがおすすめです。

3. 混色スペースの広さを確認する

水彩画では混色が非常に重要なため、十分な混色スペースが確保されているかチェックしましょう。

特に風景画や大きな作品を描く場合は、広い混色スペースがないと思うように作業が進まないことがあります。

素材別徹底比較|プラスチック・アルミ・陶器の特徴

水彩パレットの素材による違いを詳しく解説します。

プラスチック製の特徴

メリット:

  • 価格が安く、初心者でも手軽に購入できる
  • 軽量で持ち運びしやすい
  • 種類が豊富で選択肢が多い
  • 割れにくく、子供でも安心して使用できる

デメリット:

  • 表面が絵具を弾きやすい
  • 色素が沈着しやすく、長期使用で汚れが目立つ
  • 安っぽい見た目になりがち

アルミ製の特徴

メリット:

  • ホーロー加工で色移りしにくい
  • 軽量ながら適度な重量感で安定性がある
  • プロも愛用する本格的な使い心地
  • 長期間使用できる耐久性

デメリット:

  • 価格がプラスチック製の3~5倍程度
  • 強い衝撃で変形する可能性がある
  • 選択肢がやや限られる

陶器製の特徴

メリット:

  • 色移りが最も少なく、水洗いで簡単に汚れが落ちる
  • 適度な重量で机上での安定性が抜群
  • 上品で美しい見た目
  • 温かみのある質感でモチベーションアップ

デメリット:

  • 重量があるため持ち運びには不向き
  • 割れやすく、取り扱いに注意が必要
  • 価格がやや高め

タイプ別の選び方|用途に合わせたパレット形状

折りたたみ式(ボックスパレット)

最も一般的なタイプで、絵具を入れる小さな仕切りと混色用の大きなスペースを兼ね備えています。

2つ折りでコンパクトに収納でき、持ち運びにも便利です。初心者から上級者まで、幅広い層におすすめできるオールマイティなタイプです。

デザインパレット

混色スペースが中心のパレットで、広い面積での色作りが得意です。

固形水彩絵具を使う方や、大量の混色を必要とする作品制作に向いています。ただし、チューブ絵具をたくさん保管するには不向きです。

補助パレット(梅皿)

梅の花のような形状が特徴的な小型パレットです。

メインパレットと組み合わせて使ったり、少量の絵具で小さな作品を描いたりする際に便利です。7つの仕切りが一般的で、色の整理整頓にも役立ちます。

【価格帯別】水彩パレットおすすめ15選

【1,000円以下】初心者におすすめ5選

1. サクラクレパス パレット24色用

学校教材でもおなじみの定番プラスチックパレット。特殊加工により絵具をはじきにくく、初心者が最初に購入するパレットとして最適です。深めの仕切りで色が混ざりにくく、キャップ外し用の穴も付いています。

おすすめ度 ★★★★☆
価格 400円前後
特徴ポイント 定番品質・初心者向け・コスパ良好

2. モリベクリエーション プラズマ加工パレット15色用

プラズマ加工により絵具の馴染みが良く、色調整しやすいのが特徴。右手でも左手でも使える設計で、角丸構造により洗いやすさも抜群です。配色シールも付属しているため、色の管理が苦手な方にもおすすめです。

おすすめ度 ★★★★☆
価格 400円前後
特徴ポイント プラズマ加工・両利き対応・配色シール付

3. ぺんてる パレット XZSP1-3

4つのサイズのキャップ外しが付いた実用性重視のパレット。表面には絵具をはじきにくい処理が施されており、仕切りも高めの設計で色が混ざりにくくなっています。色表示付きで分かりやすさも魅力です。

おすすめ度 ★★★☆☆
価格 300円前後
特徴ポイント キャップ外し機能・高仕切り設計・色表示付

4. ダイソー 水彩パレット

水彩用パレットjp.daisonet.com

110円という圧倒的なコストパフォーマンスが魅力の100均パレット。品質も意外としっかりしており、お試し用や子供用として最適です。仕切りはやや浅めですが、ちょっとした絵を描くには十分な機能を持っています。

おすすめ度 ★★★☆☆
価格 110円
特徴ポイント 圧倒的低価格・お試し用・子供向け

5. ミューズ ペーパーパレット

紙製でありながら仕切り枠が型押しされているユニークなパレット。絵具の混ざりや流れを防止し、使用後は剥がして捨てるだけの手軽さが魅力です。環境にやさしい素材を使用しているのもポイントです。

おすすめ度 ★★★☆☆
価格 500円前後
特徴ポイント 使い捨てタイプ・型押し仕切り・環境配慮

【1,000円~3,000円】中級者向け5選

1. ホルベイン 水彩パレットNo.40 13仕切

プロも愛用するアルミ製の定番パレット。焼付塗装による耐久性とホーロー加工による汚れの落としやすさを兼ね備えています。2025年の仕様変更で指穴がなくなり、より広い混色スペースを確保できるようになりました。

おすすめ度 ★★★★★
価格 1,800円前後
特徴ポイント プロ仕様・ホーロー加工・広い混色スペース

2. ホルベイン 水彩パレットNo.80 26仕切

No.40の26仕切りバージョンで、より多くの色を使いたい方におすすめ。バランスの良い仕切り数と混色スペースで、中級者から上級者まで幅広く対応できます。軽量ながら安定感のある使い心地が特徴です。

おすすめ度 ★★★★★
価格 2,600円
特徴ポイント 26色対応・バランス良好・中級者最適

3. ターレンス アルミパレット26色

指穴がない分、混色スペースが広く設計されたアルミ製パレット。色移りしにくいツヤ加工が施されており、お手入れが簡単です。コンパクトに折りたためるため、屋外スケッチにも最適です。

おすすめ度 ★★★★☆
価格 1,700円前後
特徴ポイント 広い混色スペース・ツヤ加工・携帯性良好

4. 名村大成堂 シールドパレット16

密閉型の樹脂製パレットで、絵具の乾燥を遅らせることができます。ゴミやホコリの侵入も防げるため、制作を中断しても安心です。水彩絵具だけでなくアクリル絵具にも対応しています。

おすすめ度 ★★★★☆
価格 1,100円前後
特徴ポイント 密閉型・乾燥防止・アクリル対応

5. クサカベ 陶器製パレット

17個の仕切りを持つ陶器製パレットで、色素沈着がほとんどありません。水洗いだけで簡単に汚れが落ち、深さも1.3cmあるため多めの絵具でも安心です。室内での制作をメインとする方におすすめです。

おすすめ度 ★★★★☆
価格 2,900円前後
特徴ポイント 陶器製・17仕切り・手入れ簡単

【3,000円以上】上級者・プロ仕様5選

1. ホルベイン 水彩パレット No.200 35仕切

35仕切りの大容量アルミ製パレットで、多彩な色を使う上級者に最適です。広い混色スペースも確保されており、大型作品の制作にも対応できます。2つ折りでコンパクトに収納できるのも魅力です。

おすすめ度 ★★★★★
価格 3,200円前後
特徴ポイント 35色対応・大容量・上級者向け

2. ホルベイン エッチャーミニパレット

画家ステファニー・ローとの共同開発によるプロ仕様の陶器製パレット。37仕切りと7仕切りの2枚セットで、おしゃれな丸缶に収納されています。持ち運びにも便利で、旅行先でのスケッチにも最適です。

おすすめ度 ★★★★★
価格 6,900円前後
特徴ポイント プロ共同開発・陶器2枚セット・おしゃれ缶入り

3. ホルベイン 小部屋が取り外せるパレット

2022年発売の革新的なパレットで、シャーレが取り外し可能な設計になっています。大小2種類のシャーレを組み替えて自分好みのレイアウトに変更でき、使用後は取り外して水洗いできます。

おすすめ度 ★★★★☆
価格 3,300円前後
特徴ポイント 取り外し可能・カスタマイズ・革新的設計

4. ホルベイン 水彩パレットNo.70 52仕切

2022年登場のホルベイン史上最多仕切り数を誇るパレット。52色もの絵具を保管でき、コンパクトながら軽量設計で野外スケッチにも対応します。全色使いたい上級者やプロにおすすめです。

おすすめ度 ★★★★★
価格 3,600円前後
特徴ポイント 最多52仕切り・軽量設計・プロ仕様

5. MEEDEN セラミックパレット

高品質磁器製の本格派パレットで、滑らかな表面と優れた耐久性を持ちます。色移りしにくく、水洗いで簡単に汚れが落ちます。重厚感のある作りで、アトリエでの本格的な制作に最適です。

おすすめ度 ★★★★☆
価格 1,800円前後
特徴ポイント 高品質磁器・耐久性優秀・アトリエ向け

水彩パレット購入前のよくある質問と回答

FAQ

初心者はどのパレットを選べばいい?

アルミ製の13~26仕切りパレットがおすすめです。

プラスチック製は価格が安い反面、長期使用で色が染みつきやすくなります。少し予算を上げてもアルミ製を選べば、長く愛用できて結果的にお得です。ホルベインのNo.40(13仕切り)なら1,760円で購入でき、初心者にも手が届く価格です。

アルミとプラスチックの違いは?

最も大きな違いは耐久性と汚れの付きやすさです。

アルミ製はホーロー加工により色移りしにくく、10年以上使用できる耐久性があります。一方、プラスチック製は軽量で安価ですが、2~3年で色素沈着が目立ってくる場合があります。

仕切り数は何個が最適?

使用する絵具数+予備スペース3~5個が目安です。

12色セットを使うなら15~17仕切り、24色セットなら27~29仕切りのパレットを選ぶと、余裕を持って使用できます。ただし、最初から大きすぎるパレットを選ぶと絵具を無駄遣いしてしまう可能性があるため、必要に応じて買い替える方が賢明です。

手入れ方法は?

透明水彩は基本的に毎回洗わなくてOKです。

透明水彩絵具は乾いても水で溶けるため、パレットに出したまま保管できます。混色スペースだけを湿らせた布やキッチンペーパーで拭き取り、年に1~2回全体をリセットすれば十分です。

持ち運び用におすすめは?

アルミ製の折りたたみパレットが最適です。

陶器製は割れるリスクがあり、プラスチック製は軽すぎて風で飛ばされる場合があります。アルミ製なら軽量ながら適度な重量があり、折りたたんでコンパクトに持ち運べます。

おわりに

まとめ

水彩パレット選びは、あなたの制作スタイルと予算に合わせることが最も重要です。

初心者の方は無理に高級なパレットを購入する必要はありませんが、長く続けるつもりなら最初からアルミ製を選ぶことをおすすめします。特にホルベインのNo.40は、プロも認める品質でありながら手頃な価格で購入でき、長年愛用できる逸品です。

この記事が、あなたの水彩画ライフをより充実させる最高のパレット選びの参考になれば幸いです。素敵な作品作りを心から応援しています。

※本記事の商品価格は調査時点のものであり、市場状況により変動する可能性がございます。ご検討の際は、各販売店・メーカーの公式サイトで最新価格をご確認ください。